燃えるち◯こ! 6/15②
アニキと和解して次は安居渓谷!
また渓谷だ!!
中津に比べて安居の方が範囲が広くて、全部まわるには時間と体力がいる。
フリーターはどちらも持ち合わせていたがこの美しさに結構お腹いっぱいだったので少しだけまわった。
飛龍の滝
この滝もあっぱれですな。
もちろん独り占め。
水晶淵
飛龍の滝から数百メートルほど上流にある。
夏なら絶対泳ぐべき。
美しいもの三昧で絶好調だったので、そのまま四国カルストへ。
渓谷にいたかと思えば今度は山の上。
一日でこんなに素晴らしいものを見られるなんて。。。すごい。
今日もうれしいことに風呂に入ることができた。
しかし、神は風呂で試練をお与えになさったのである。
「雲の上の温泉」
数個ある浴槽の中に一つ薬湯があったのな。
黄土色の湯ですごく体に良さそうだったんよ。
だからフリーターもちろん入った。
数分したら体がピリピリしてきた。
効能とか読んでたら、
「汗腺から有効成分が体内に入り、治癒力を高めます。ピリピリするのは正常です。」
みたいなかんじで書いてあったからなるほどと思い、我慢して入ってたんだよ。
さらに読み進んだら、注意事項に、
「局部が痛みます。局部を手でおさえて入浴すると緩和できます。」
もう遅い。
痛い…他のところのピリピリは耐えられるけど……ここだけヤバい………
ち◯こが痛えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
熱い!!ち◯こが熱いよ!!!!
耐えきれずに上がり、"安全"な浴槽に浸かる。
しかし、薬湯に(ち◯こが)入った時点でゲームオーバーだったのだ。
激辛料理を食べたときの舌を想像してほしい。
ヒリヒリつらいからと、水を飲んでも全くの無意味。
フリーターのち◯こは今まさにその感覚なのである!!!
むしろ湯に浸かると火に油を注ぐようなもので、余計に痛みが走る。
む、無理だ…これ以上は入ってられん!
露天にあるリクライニングチェアで休むことにした。
しかし熱いのはち◯こだけ。体は寒くて外にはいられない。
ならば有効成分を洗い流せばよいのではないか!?と考え、
シャワーで洗い流す。
うおおおおおお!!!!!
シャワーが拷問器具になっとるぅ!!!!
救いだったのは水なら痛みがないこと。
可能な限り石けんで有効成分を洗い流した。
よーし…そろそろ大丈夫だろう…
どノーマルの浴槽に浸かった。
痛え…
これはだめだとフリーターはち◯こを手でお湯からガードした。
はいバリア!いま攻撃効かないもん!
……んなわけあるか。痛えに決まってんだろ。
しかもこの湯は無色。
他の人に「なにしてんだあいつち◯こ隠して」と変な目で見られるのではないかと少しばかり恥ずかしくなる。
実際にはそんなこと気にしてられないほどの窮地に追いやられているのだが…
ならば気泡風呂か。あそこなら泡で隠してるの見えないぞ。
いや待て待て、気泡なんて普段ならジャブにもならないけど今の俺(のち◯こ)にはアッパー!強烈なアッパーの連打となりうるよ!
それがだめならサウナだ。汗ごと有効成分を排出してしまえばいい。どうだ!
いやいやいやいや、だめだ。俺今日メシ食ってないからサウナなんてめっちゃエネルギー消費しそうなとこ入ったら死ぬぞ!!
そりゃ今すごくしんどいけども命がナンバーワンだから!
命>ち◯こだから!!!これだけはブレないから!
俺はどノーマル風呂でこらえた。手をはなして。
はじめは燃えるようだったが、それでも徐々に痛みは軽減していき、やがて消えた。(ち◯こ消えなくてよかった)
やっと落ち着いて浸かることができた。
おそるべし薬湯!二度と浸かるものか!!!
薬湯を睨んでいると、おじさんがそこに浸かりはじめた。肩までしっかりと。
フリーターはおじさんの背後で冷酷な笑みを浮かべるのだった。
☆前回の隠れアニキ☆
坂本龍馬のパネルに注目!アニキには大き過ぎてだめだね。
ルート
本日の走行距離:177km
これまでの総走行距離:4265km