高野山のセミとトンボ 5/18,19
最近使ってなかったコーヒーミルが活躍。
2年前に来た高野山、再び!
高野山は約1200年前に弘法大師によって開かれた、真言密教の修行道場であり、全国に広がる高野山真言宗の総本山。
大門。高野山の総門。
根本大塔(こんぽんだいとう)。
胸にトンボ?なんで?
反対側も確認するとこっちはセミ。なんで!?
奥之院弘法大師御廟(おくのいんこうぼうだいしごびょう)まで約2キロ続く参道には、何百年も経た老杉、20万基を越える墓碑が並ぶ。ここには多くの名だたる戦国武将の墓が点在している。
企業が建てた慰霊碑もたくさんある。
豊臣家の墓。
この先が御廟。橋の向こうは撮影禁止。
お遍路という四国八十八カ所の巡礼を終えて結願すると、高野山にお礼参りに行く習わしがある。
世界遺産だから外国人や一般の観光客も多いけど、他のこういう観光地に比べると圧倒的に"ガチ勢"が多い印象だった。
夜は根本大塔がライトアップされてた。きれい。
やっぱりトンボついてる!!
やっぱりセミもついてる!!
気になったから調べた!
この中門にはこの二体の裏側にも二体で計四体、四天王像が安置されてる。四天王とは持国天・多聞天・広目天・増長天のこと。
このうち持国天と多聞天以外は昔の大火で焼失していたけど、2015年に高野山開創1200年の記念事業として中門の再建をする際、広目天(セミ)と増長天(トンボ)も新たに制作された。
高野山の高僧たちに制作を依頼された松本明慶(みょうけい)さんは、四天王像のそれぞれの役割について思いをめぐらせたという。
広目天は広く見渡すのが役目。どこまでも声が届くセミによって存在感を示し、「すべてを見ている」ことを表現した。
増長天が槍を持っているのは、邪悪なものから守るため。その象徴として、トンボをあしらった。トンボは前にしか飛ばない。「決して退却しないぞ」という強い意志を示したかった。
ということだそうだ!なるほどなー!
松本さんのおかげでまた新しいことを知った!ありがとうございます。
19日はブログ書いたりウクレレ弾いたりのんびりしてた!それだけ!