家元畳店 5/7,8
凸屋を出て向かったのは岡山県内の新見市にある家元畳店。屋久島とまり木で会った家元さんは畳屋三代目。
畳屋さんちのたたみ!
製作現場を見学!
畳は畳床(たたみどこ)・畳表(たたみおもて)・畳縁(たたみべり)から成る日本伝統の床材。
畳床は生活してる上では畳表に覆われているからほとんど目にしないね。もともと稲藁を使用した藁床だったけど、近年では住宅事情の変化などで建材畳床が普及しているそう。
まずは畳床を機械にセット!
メモを確認する家元氏。
これは…なんだ……??
一般的には知られてるのか??フリーターは知らなかったので紹介しよう!
家元氏が見ていたのは畳の図面。
実は畳は同じように見えて1つ1つ大きさ、形が微妙にちがうのである!
部屋はきれいな長方形に見えるけれど、実は少し曲がってたりする。家を建てたときにズレがあったり、木が乾燥して歪んだり。だから畳の注文が入ったら畳屋さんはまず部屋の寸法をはかる。それを記したのが先ほどの図面。素人にはなんのこっちゃあわからんが!
家元家の畳も僅かだけどたしかに斜めだった。わかるかな?
図面を見てカッターで切れ込みを入れる。
左右の切れ込みの長さが違う。ほんの数ミリの差。フリーターにはわからんなあ!
ここでズレがあるといざ敷き詰めるときに大きすぎて入らなかったり、小さすぎて隙間が空いたりするそう。
切れ込みに合わせてマシンをセット!
余分な部分は機械がカットする。
断面。
その上に畳表をセット!みんなの知ってる畳が登場!
仕上がりで表面が波打たないようにピンと張った状態で畳床に縫い付けていくのがポイント!
畳表を貼ったらあとは畳縁。これもまた別の機械で縫っていく。
かっこいいぜ家元氏!!!カメラのバッテリーが切れたから取材は終わりだ!
このあと綺麗な畳が完成した。
今では機械にセットすればカットや縫い付けなんかやってくれるけど、昔はこれがすべて手作業で行われていたそう。職人ですな。
外の青空を見上げる家元氏。
放った言葉にフリーターは度肝を抜かれた。
「こんな天気の良い日に仕事をしてる場合じゃない!!よし、遊びに行こう!」
ええええ、、!!フリーーーダム!!!!!
この日の家元氏の仕事は小一時間で終了したのであった。家元フリーダム畳店。
家元さんにもフリーターはいろんなとこに連れてっていただいた。
ウェルカム焼肉!千屋牛(ちやぎゅう)!!
昭和時代に日本最古の蔓牛(つるうし)が岡山県新見市千屋地区周辺に存在することが判明され、現在日本全国に広がる松坂牛、神戸牛、近江牛、但馬牛などの有名ブランド和牛のルーツも、この日本最古の蔓牛にあると言われている。それ故に、千屋の牛は「和牛の中の和牛」と呼ばれているのだ!!トロけた。
ちなみに蔓牛とは?コトバンクより。
羅生門。国指定天然記念物。
地下の洞窟だった場所が一部を残して陥没、高さ40mの石灰岩の巨大アーチとして残っている。
!隠れアニキを探せ!
夕方草刈りを始める家元さんと友達のツチヤさん。
これは?
サーカステントだ!!テントを張るための草刈りだった!
しかも畳あるー!
これめっちゃ快適じゃん。
ブロワーで火おこし!
本日も美味しい肉入荷しました!!
中国地方の内陸は山地で朝晩はまだまだ寒い。3℃とかなってたぞ。焚火必須!
遅い時間から地元フレンドのアカギさん合流!
さっそく燻製を作り始めるアカギさん。みんなワイルドスキル高くない!?
めっちゃ美味え……。
三畳ベッド。
男4人並んでおやすみなさい!ちなみにみなさん明日仕事です!このフットワークの軽さ尊敬!
家元さんいろいろ見せていただいてありがとうございましたー!!!
家元畳店ホームページ↓
http://www.iemototatamiten.com
☆隠れアニキ☆