みかんアルバイト@真穴
同じ市内でもみかんブランドがいくつかある。
フリーターが働いてるところは、中でも高級な「真穴みかん」というブランド。主に関東に卸している。
↑真穴共選HPより
まーじーで!めーちゃーくーちゃー美味い!!
山一面、みかんの段々畑!
畑は海が眺望できる最高のロケーション!
それではみかんアルバイトではどんなことをするのか紹介していくよ!
この時期の作業は大きく分けて3つ。
①摘み取り
みかんを摘み取る作業。
青みがあるのは熟れるまで残すので、実をひとつひとつ確認して摘む。同じ畑に数回来て、最後に青いものも含めて全部摘む。
こんなイメージ↓
通常、1回目は青いのが多くてよく見て摘まないといけないけど、今年は例年より色づきがかなり早いらしい。
1回目から全部収穫OK!(ズボどりと呼ばれる)って畑も結構あって、今年は摘み取りがかなり楽らしい。
ひとつひとつ手作業で摘んでいくのだ〜。
こいつがみかん摘みの相棒!
みかんは2ステップで摘む!
ステップ1、枝からパッチン!このときヘタの部分の枝を少し残す。
ステップ2、残った枝をパッチン!これをしっかり取らないとカゴに集めたときに他のみかんを傷つける原因となる。
摘んだみかんは各々持っているカゴに入れていく。
カゴがいっぱいになったらコンテナに移す。摘み取りはひたすらこの作業を繰り返す。女性アルバイターの仕事はこれ。
②運搬
男性アルバイターの仕事。フリーターがメインでやってる作業。
みかんでいっぱいになったコンテナをトラックまで運んで荷台に積み込む。
ひとコンテナ20kg、半日で100コンテナ以上運ぶ日もある!2トン!ぐはっ!!
フリーター倒れちゃうんじゃないの!?大丈夫!?
フハハ!心配ご無用!運搬にはマシンを使うからな!
畑からトラックまでコンテナを運んでくれるモノラック君!
畑の中にこんなレールが敷かれてて、
ここをモノラック君が通る。
彼が運んでくれたコンテナを運搬係がトラックへ移す。
モノラック君のレール沿いまでは人力で運ばないといけないけど、ラクラク運搬アイテムがちゃんとある!
これは見たまま、カート!コロコロ〜らくちん!
こんなのも。なにこれ?
裏に車輪が付いてるから、
コンテナ載せてレール上を滑らせて運べる。
ただし畑によっては木の間隔が狭かったり、斜面でこうしたアイテムが使えないところもある。
そんなときの手段はただひとつ。
己の肉体じゃあ!!!
幸いなことにフリーターのいる農家さんでは運搬係2人で、半日交代制だからヘトヘトになることはない。
去年までは1人だったらしい。。あーおそろしや。
以上が運搬係の仕事。
③選果
共同選果場に出荷する前に各農家で家庭選果をする。
雨の日は畑作業は休み。そんなときは選果作業をさせてもらう。
コンテナをセット!
あとは勝手にマシンがやってくれるぜ!
この穴でまずサイズが分けられる。
傷などをチェックして出荷できないものをハネる。
みかんの行進!
どんなみかんがハネられるの?
こんなグチュグチュになったやつは絶対見逃してはならない。周りのみかんにまで悪影響を及ぼすイケナイやつだ!
鳥がつついて穴があるものも腐るからアウト!
この穴がめちゃ小さいやつもあるから油断できない。
これは生傷と呼ばれるもので、風に揺られて枝に擦れたりするとこうなる。これもアウト。
傷が無くてもこんな風に形が悪くてもハネ。
ハネられたけど食べられるし味も問題ないやつは市場に持っていったり、ジュースになったり。
無事家庭選果を合格したエリートみかんたちは共同選果場へと運ばれ、ここでマシンと人の目によって再び厳しいチェックを受けるのだ!
以上がみかんアルバイトの内容!
地域によっては違う部分もあるかもしれないけど、フリーターのいる真穴地区はこんなかんじだ!
お世話になってる農家のミツさん(左)とアルバイターのシマダさん(右)
同じくアルバイターのアイさん。
休憩はみかん食べ放題!
じーーーー………
あ!みかん泥棒!
フリーター、楽しく働いてるよ!!
さて、キミは隠れアニキを見つけられたかな?
☆前回の隠れアニキ☆
前回はね〜、2箇所隠れてたよ〜☆
ここはシッポが出てたよ〜☆
こっちはお友だちと並んでたよ〜☆